2019年3月8日金曜日

宿神/夢枕獏 ★★☆ 2019/03/06

陰陽師みたいな話かと思って読み始めたが、平清盛が出てきて、あと佐藤義清というのが出てくて、おどろおどろしいシーンもあって、はじめは入り込みづらかったのだが、裏スジで西行のお話だとネタバレにがっくりしながらも、2巻辺りから面白くなってきた。清盛が出世していく様子を描きつつ、義清の待賢門院璋子への思いとか、鰍がかわいそうとか、なかなか面白かった。

2019年3月1日金曜日

途中の一歩/雫井 脩介 ★☆☆ 2019/02/26

マンガ家とマンガ雑誌編集部のお話っぽい出だし。人気マンガ家とその愛人の元担当編集者とか、新進気鋭のマンガ家とアシスタントとか、章ごとに中心となる登場人物はいろいろあって、どういうストーリー展開するのかわからない段階だが、柔らかい文体が好みではなく、読み進まないので中断。同時期に読んでいる本が、いい本だったら読めたかもしれないが、あんまり良い本ではなかったので我慢がならなかった。

2019年2月24日日曜日

日本全国 ソウルフードを食べにいく/飯窪敏彦 ★★☆ 2019/02/23

帯広の豚丼や行田のゼリーフライなど、地方の有名な料理を紹介するムック本。お気軽に読めるのだが、日本全国という題する割には、点々とした紹介で網羅性などはない。トイレで読むには良い本。

侠飯/福澤徹三 ★★☆ 2019/02/23

就職活動中の大学生のアパートに転がり込んできてヤクザが絶品料理を作るというお話。さほど面白いわけではないが、最後にでんでん返し的な展開がある。マンガ化もされているようで、文庫も2、3と続編が出ているようだ。お風呂で読了。

2019年1月29日火曜日

警官の血/佐々木譲 ★★★ 2019/01/28

戦後まもなく警察官になった男から、息子、孫までが警察官になり、1つの事件を追うグランドテーマを背負いながら、警察官が日々直面する問題を描く、といった作品。読みやすい文体で、スケールの大きな作品だなと思いながら読んだが、いろいろと賞をとっていたようだ。サスペンスと言うよりは警察小説という感じかな。読書途中、うらすじに三代に亘って警察官とあるのを目にしてしまい、ちょっとネタバレしてしまったのが残念。でも、こんな良作に出会ってよかったと思った。

2019年1月17日木曜日

赤い月/なかにし礼 ★★☆ 2019/01/17

なかにし礼って聞いたことがあるなと手にとった。当時の新天地であった満州で一旗揚げようと内地からやってきた波子と勇太郎の森田一家が酒造所を営みながら、エレナというソ連スパイや氷室啓介という秘密警察に出会い、ソ連侵攻後の激動の時代を生きていく、という感じのお話。そこそこ楽しめた。表紙の顔、見たことあるなあと思っていたら映画化で主演を務めた常盤貴子のようだ。

2019年1月13日日曜日

リングワールド/ラリイ・ニーヴン ★★☆ 2019/01/11

恒星の周りを回転するリングの内側を居住地とした構造体の名称として有名なリングワールド。昔から読んでみたいと思っていたので手を出した。おそらく猫のような姿のクジン人や、頭が2つのちょっとわけのわからない形状のパペッティア人とか、珍妙な異星人と一緒に人間の男女がリングワールドへ旅をして探検するという筋。カホな、とか未来の口癖が妙な雰囲気をかもし出すが、訳文がこなれていない感じで、何が起こっているのかわからないことが多いが、まあこんな話なんだなということはわかってよかった。