2021年7月27日火曜日

お騒がせロボット営業部!/辻堂ゆめ ★★☆ 2021/07/27

アシモのような小型ロボットの営業さんが主役の軽いお話で、ミステリー仕立てになっている。あまり面白くはなかったが、頑張って読破した。無理せずに途中でやめても良かったなと思う。


医学のたまご/海堂尊 ★★☆ 2021/07/27

模擬テストで優秀な成績をおさめた中学生が、大学の医学部に招かれ研究するという軽妙なお話。そんなに面白い感じでもないのだが、人気があるみたいで、図書館で予約され返却するはめに。75ページまで読んだ


2021年7月22日木曜日

葵の残葉/奥山景布子 ★★☆ 2021/07/22

徳川慶勝、徳川茂栄、松平容保、松平定敬の高須四兄弟の幕末を慶勝を中心に描く歴史小説。高須四兄弟や青松葉事件というのを知らなかったので勉強になった。なかなかの力作という感じで、そこそこ楽しめた。


2021年7月14日水曜日

駐在日記/小路幸也 ★★☆ 2021/07/14

神奈川県の田舎の駐在所にやってきた、元刑事の駐在さんと、事件に巻き込まれ外科医をやめた妻とが、地域の人と交流しながら出来事を処理していく心温まるお話、というつくりで、そこそこという感じ。取り立ててよくはない。


2021年7月13日火曜日

ゆれる/西川美和 ★★☆ 2021/07/13

都会に出てカメラマンとして活躍している弟と、実家のガソリンスタンドで働く兄とが、幼馴染の女の子を吊橋から転落死したことを機に、家族が崩壊していく、といった感じなのだが、鬱屈した兄がよい。膣内から微量の精子を検出、とかいう話を裁判でされて可愛そう。


ただしくないひと、桜井さん/滝田愛美 ★★☆ 2021/07/13

短編集。学童に勉強を教えるボランティア活動で知り合った丸山さんと桜井さんとの関係に関する連作が表題だと思うが、嫁に嫌われて孫と会えずにいるおばあちゃんと若い男と付き合う「いくつになっても私には、」がよかった。おばあちゃんが若い男とラブホに行く場面にちょっと衝撃を受けた。


2021年7月7日水曜日

いちばん悲しい/まさきとしか ★★☆ 2021/07/07

前半の佐藤真由奈のあっちょんと呼ぶ妄想癖なところは面白く、いいサスペンスだなと思ったのだが、頭がおかしいのだろうか葵という妹が出てきて、なんじゃこりゃという展開になったのがなんとも残念。


2021年7月3日土曜日

天使は奇跡を希う/七月隆文 ★★☆ 2021/07/03

転校生に翼が生えていて、どうも自分にだけ見えている設定で始まる、ライトノベルっぽい青春者と思っていたが、中盤から交通事故死した彼を救うために悪魔と取引して忘れ去られた自分を思い出してもらわないといけないという、ちょっと切ないお話。一日10ページのペースで読んでいたが、最後は一気に読んだ。