2021年11月27日土曜日

カズサビーチ/山本一力 ★★☆ 2021/11/27

江戸時代末に、日本の漂流民をアメリカの捕鯨船が助けて日本に帰すお話。日本へ向かうペリー提督の使いが、その時の船長に話を聞きに来るという形式なので、さいしょペリー提督の話かと勘違いした。異文化交流もので、まあまあというところかな。


2021年11月26日金曜日

雨上がりの川/森沢明夫 ★★☆ 2021/11/26

学校でいじめられ不登校になった娘を心配して、霊能者を信じ込むようになった妻を、夫と娘が近くに住む心理学者の助けで洗脳を解くというお話。いじめ話がかわいそうで読んでられないという感じだったのだが、後半謎解きっぽい感じになって読みやすくはなった。


2021年11月24日水曜日

運命の絵/中野京子 ★★☆ 2021/11/23

絵画を解説するという本で、 小説じゃないのでしばらく食指が動かなかったのだが、1話(1絵画)が10ページ未満と短いの少しづつ読み進めた。絵画のどこにこれが書かれていて、こんな意味だと、物知りげに解説しており、説明文が作家だけあってしっかりした文章なのに感心した。


2021年11月23日火曜日

満州事変 戦争と外交と/臼井勝美 *** 2021/11/22

小説ではなさそうと思いながら手にとったが、難しくて読みづらく、そうそうにドロップした。


2021年11月20日土曜日

夜の署長/安東能明 ★★☆ 2021/11/19

新宿署の下妻がキャリアの野上を指導しつつ事件を解決していくお話が4編入っている。謎解きがメインなのかな、下妻が解いていくのだが、読んでいてもなんでそうなのかよくわからなかったが、最後まで楽しめた。


愛よりもなほ/山口恵以子 ★★☆ 2021/11/19

大正時代だろうか、新興財閥の娘が華族に嫁に行ったところ、そこの華族が性的に乱れていたのに憤慨して取り仕切っていくというお話。旦那が死んでがらっと娘の話に切り替わるのだが、前半部分のほうが面白かった。


誰かが見ている/宮西真冬 ★★☆ 2021/11/19

子育てや夫との関係に悩む女性の登場人物が複数出てきて、それぞれ悩み苦しむ姿を描きながら、最後に子供の誘拐未遂事件が起こってほっこりしつつ大団円という感じなのだが、登場人物が多すぎで各登場人物の立ち位置を理解できなかったが、残念かな。


2021年11月3日水曜日

寝台特急「サンライズ出雲」の殺意/西村京太郎 ★★☆ 2021/11/03

ちょうどサンライズ出雲に乗る予定があったので手にとった。初めての西村京太郎なので、どんな感じなんだろうと期待したのだが、プロの殺し屋をサンライズ出雲の車内で殺害しようとするエピソードがあるだけであんまり関係してこない。サスペンスとしても、謎解きがメインという感じで、さほど面白くなかったというのが正直な感想。


2021年11月2日火曜日

真田手毬唄/米村圭伍 ★☆☆ 2021/11/01

大阪夏の陣を秀頼が鹿児島に落ち延びたという手毬唄が流行り、というなかなか面白そうな出だしなのだが、妙に砕けた文体にイライラして54ページでドロップ。