実家に帰省中に読了。分厚くて手に取るのをためらったが、淡々と事件の様子を描いていく描写が悪くなくて、一気に読み終えた。事件の発覚から各人物へのインタビューとか、事件に関するルポルタージュのような形式で描かれててい、事件の真相を読者に考えさせつつ読ませる構成で楽しめた。
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実家に帰省中に読了。分厚くて手に取るのをためらったが、淡々と事件の様子を描いていく描写が悪くなくて、一気に読み終えた。事件の発覚から各人物へのインタビューとか、事件に関するルポルタージュのような形式で描かれててい、事件の真相を読者に考えさせつつ読ませる構成で楽しめた。
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年末年始の休みを挟むとサクッと読めそうなものとして手に取った。自衛隊員の交通事故死の事件性を調べるところから始まる刑事もので、自衛隊の警務隊との対立を乗り越えつつ、真相に近づいていくというもので、本格的な構成で楽しめた。
出会い系サイトで知り合った女、リカから異常なストーカー行為を受けるという、ハードボイルド調のスリラー作品という感じ。異様な体臭を放ち、銃で撃たれても死なないとか、現実離れした設定に興を削がれるが、そこそこ楽しめた。
農家に嫁いだ美紀子が、50年ぶりに中学の同窓会に参加したことを契機に、当時の想い人と絆を取り戻していくような、しっとりしお話。子供を死産した悲しみとか、義父母との関係とか、苦労した半生を思い出しながら、現夫との関係を見直していく感じ。還暦を過ぎても新たな人生を始められるんだなあ、と明るい希望を抱かせてくれた。
タイトルからして降格させられたが有能な警察官が犯罪を解決する話かと想像したのだが、降格して警部となった錦戸はちょっと癖のある人物で、私人逮捕が趣味な鋼太郎が主人公な設定なコミカルなお話。推理関係なく疑わしい人物が犯人で、安易に話が進むので、そこそこ楽しめた。
シリーズになるくらいだから面白いのかなと手に取った。中国風の王朝が舞台のお話で、商家の娘が後宮の管理人をやらされるという設定で、期待せずに読み始めたのだが、オーソドックなストーリーなのでそこそこ楽しめた。
Apple TVでファウンデーションを2シーズン見て、でも原作とはだいぶ違うとのことだったので手に取った。登場人物名はApple TVと同じだなと思いつつも、遺伝王朝とか出てこないし、だいぶ話が違ったが、翻訳SFって読み進めるのがつらくて途中でドロップ。
トオリル=カン・テムジン対ジャムカ・タルグタイ・アインガのモンゴル最終決戦。戦いのシーンは読み飛ばしたが、ジャムカに勝利。テムジンがモンゴル族全体に勢力を伸ばす。井上靖の小説では袋に入れられて殺されていたので、北方版もそうなるのかな。
ワイン初心者のOLが、ワインの味わいの表現が上手いとして、ワインマニアの青年社長に気に入られて各地のワイン会に顔を出す、ワインの関するうんちくが語られ、さらに東京のハイソサラリーマン世代の恋愛事情も語られる、軽い作品なのだが、ワインの味わいの感想に周りの人が感心するという構図が読んでいて面白かった。
尾崎世界観ってタモリ倶楽部で聞いた覚えがあるなと手に取った。「祐介」は文学系な小説で、エロくてクズなバンドマンの私小説っぽい作品。文章も重くて微妙なところもあったが、最後まで読めた。「字慰」は設定が妙な文芸作品という感じ。
まだ売れていない10年目の芸人コンビ・お騒がせグラビティーの片割れが辞めると言い出し、解散の危機が訪れるが、最後のライブでのネタが大ウケしてコンビが継続するという大枠のストーリーで、スーパーでの営業とかのエピソードが挟まれていく構成。お笑い芸人というだけで「花火」とか思い出したりした。中盤はだれたが、そこそこ楽しく読めた。