2023年11月30日木曜日

銀河帝国の興亡1/アイザック・アシモフ ★☆☆ 2023/11/30

Apple TVでファウンデーションを2シーズン見て、でも原作とはだいぶ違うとのことだったので手に取った。登場人物名はApple TVと同じだなと思いつつも、遺伝王朝とか出てこないし、だいぶ話が違ったが、翻訳SFって読み進めるのがつらくて途中でドロップ。


すべてがFになる/森博嗣 ★☆☆ 2023/11/30

サスペンス小説で賞を取った作品ということで手に取ったが、読み進むのがつらくて途中でドロップ。


2023年11月22日水曜日

人間じゃない/綾辻行人 ★☆☆ 2023/11/22

ホラー小説なのかな、何話かが収められているのだが、第1話の「赤いマント」を読み終わるのもままならず、40ページでドロップ。文章が好みではなく、ホラー自体も興味がないので、早々のドロップとなった。


きもの/幸田文 ★☆☆ 2023/11/22

しっとりした小説かなと手に取ったが、昭和期の作家で、文章が古いのはいいとして、子供が主人公なところが嫌で、28ページでドロップする。


浪花ふらふら謎草紙/岡篠名桜 ★☆☆ 2023/11/22

シリーズになるくらいだから面白いのかなと思って手に取ったが、文章が好みではなく、読んでいて頭に入ってこない。主人公の花歩もあんまり魅力的ではなく、91ページでドロップした。


2023年11月19日日曜日

チンギス紀 七 虎落/北方謙三 ★★☆ 2023/11/19

トオリル=カン・テムジン対ジャムカ・タルグタイ・アインガのモンゴル最終決戦。戦いのシーンは読み飛ばしたが、ジャムカに勝利。テムジンがモンゴル族全体に勢力を伸ばす。井上靖の小説では袋に入れられて殺されていたので、北方版もそうなるのかな。


2023年11月18日土曜日

東京ワイン会ピープル/樹林伸 ★★☆ 2023/11/18

ワイン初心者のOLが、ワインの味わいの表現が上手いとして、ワインマニアの青年社長に気に入られて各地のワイン会に顔を出す、ワインの関するうんちくが語られ、さらに東京のハイソサラリーマン世代の恋愛事情も語られる、軽い作品なのだが、ワインの味わいの感想に周りの人が感心するという構図が読んでいて面白かった。


祐介・字慰/尾崎世界観 ★★☆ 2023/11/18

尾崎世界観ってタモリ倶楽部で聞いた覚えがあるなと手に取った。「祐介」は文学系な小説で、エロくてクズなバンドマンの私小説っぽい作品。文章も重くて微妙なところもあったが、最後まで読めた。「字慰」は設定が妙な文芸作品という感じ。


地下芸人/おぎぬまX ★★☆ 2023/11/18

まだ売れていない10年目の芸人コンビ・お騒がせグラビティーの片割れが辞めると言い出し、解散の危機が訪れるが、最後のライブでのネタが大ウケしてコンビが継続するという大枠のストーリーで、スーパーでの営業とかのエピソードが挟まれていく構成。お笑い芸人というだけで「花火」とか思い出したりした。中盤はだれたが、そこそこ楽しく読めた。


2023年11月9日木曜日

泣くな研修医/中山祐次郎 ★★☆ 2023/11/08

有名な作品のようで映像化もされているが、大学を出たての研修医が患者の死などに涙しつつ成長していくという想像通りの物語だったが、予想していたにも関わらず読んでみて結構良かった。続刊も多数。


エリザベスの友達/村田喜代子 ★★☆ 2023/11/08

施設に入所している認知症の母とその娘たちの物語で、認知症老人を温かい目で描く良作。中国の租界や満州などの若い頃の体験を今の体験として感じているという説明に、認知症への理解が深まったように思う。


信長鉄道/豊田巧 ★★☆ 2023/11/08

国鉄の保線職員らが戦国時代にタイムスリップするお話で、真桶狭間線という文字に衝撃を覚えたが、鉄道による大量高速輸送によって信長の覇道を助ける、怪作と言っていいだろう。


2023年11月7日火曜日

チンギス紀 六 断金/北方謙三 ★★☆ 2023/11/07

金と結んでタタルを討つ。これで一気に勢力を拡大したんだなと思った。ラシャーンの登場が少なくて寂しい。


2023年11月2日木曜日

拙者、妹がおりまして(1)/馳月基矢 ★☆☆ 2023/11/02

何冊も出ているので面白いのかなと手に取った。妹の千紘と兄の勇実、お隣の龍治の3人を主人公とする軽い感じの時代小説なのだが、文章が合わないのかな話の展開が頭に入ってこない。というか面白くないし、肝心の千紘が魅力的に感じられず、2話を読み終えてこりゃだめだと138ページでドロップ。