2025年1月27日月曜日

生命の木の下で/多田富雄 *** 2025/01/27

文芸かなと思って手に取ったが、アフリカの民族とか題材にしたエッセイだった。18ページでドロップした。


地球味な旅/深田祐介 *** 2025/01/27

冷静に題名を見ればエッセイっぽいよなあ。読みだしたらエッセイだったので、16ページでドロップ。かなり昔のグルメエッセイっぽい。


名文を書かない文章講座/村田喜代子 *** 2025/01/27

文章のうまい書き方を知りたく手に取ったが、文章の題材とかの話からスタートして、そんなのはどうでもいいかなと40ページほどでドロップした。


サリア遊廓の聖女 2/円城寺忍 ★★☆ 2025/01/27

2巻目だが、ついに闇遊郭に潜入して少女たちから性接待をうけようとする展開で、このご時世で思い切った作品だなあと感心しながら読み進めた。


2025年1月25日土曜日

学びを結果に変えるアウトプット大全/樺沢紫苑 ★★☆ 2025/01/25

Youtubeかなんかのおすすめ読書で見て手に取った。学習などのインプットよりアウトプットのほうが身につく、というのが大きな発見だった。


社員の力で最高のチームをつくる―1分間エンパワーメント/ケン・ブランチャード ★★☆ 2025/01/25

星野リゾートの社長が進めていた本。監修を彼がやっていた。エンパワーメントを導入するというストーリー仕立ての内容で、こんな形の経営本もあるんだと驚いた。話の進行に沿ってエンパワーメントのポイントが挙げられていくのだが、会社でやっている施策もこれなのかなとか思ってくる。とはいえ翻訳調で面白さも薄いので114ページでドロップ。


2025年1月24日金曜日

星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則/中沢康彦 ★★☆ 2025/01/24

星野リゾートで取り入れらている、経営本を教科書とする取り組みについて実例を交えて説明されていて、なかなか楽しめた。


2025年1月23日木曜日

食べる女/筒井ともみ ★★☆ 2025/01/23

各話セックスが絡む短編集。女性が主人公で恋愛に絡む色々なお話。冒頭に「スローフード、スローセックス宣言」なるものがあるが、それにそった連作ものというわけでもない印象。読みやすかったが、それほど面白いという感じでもなかったかな。


モザイク/田口ランディ ★★☆ 2025/01/23

ハードボイルドものということでいいのだろうか。精神病者などを病院に移送する仕事をミミが、少年に移送を巡って怪しげな宗教団体に出会いというところまではハードボイルド長蛇が、世界はモザイク構造になっているとか精神世界に入り込んしまう怪しげな展開をしてしまって驚いた。


天国の郵便ポスト/折原みと ★★☆ 2025/01/22

妻に先立たれた男が逗子市で子どもとももカフェを営むのかな、そこに天国に届くと噂されるポストがあって、という話なのだが、この男がうじうじしていて好みじゃないなあと思いつつ読み進んだのだが、最後のおばあちゃんの手紙はほろりと来た。


2025年1月20日月曜日

一九三四年冬-乱歩/久世光彦 ★☆☆ 2025/01/18

なんか古そうだったが、山本周五郎賞とあったので手に取った。江戸川乱歩を主人公にした小説が、乱歩が悩みながら作品を仕上げていくという感じなのかなと思うのだが、古めかしい文体が読みづらくて76ページでドロップ。梔子(くちなし)姫とか怪作品を書こうとする姿は面白かったのだが。


2025年1月16日木曜日

だまってすわれば: 観相師・水野南北一代/神坂次郎 ★☆☆ 2025/01/15

観相師とはなんだろうと思いながら手に取ったが、江戸で放蕩をはたらく若者の話が始まるのだが、文章が読みづらく面白くもないので34ページでドロップした。


筏/外村繁 ★☆☆ 2025/01/15

野間文芸賞受賞作品ということで手に取った。江戸を舞台にした時代小説のようだが、文章が合わずに14ページで早々にドロップした。


2025年1月13日月曜日

喜べ、幸いなる魂よ/佐藤亜紀 ★★☆ 2025/01/13

奇書というべき作品か。フランドル地方を舞台に中世ヨーロッパのような話が進行し、変な本を選んだかと後悔し始めたくらいで、少女ヤケネがヤンを誘って性に耽りだして、やっぱり変な本だとわかった。この天才のヤケネが修道女に似たベギンになり、ヤンは家の跡をついで、という大河小説な感じで、おおくの学術書を表すヤケネは誰かモデルが居るのかなと思いながら読み進んだが不明。よくこんな作品を書けたなあと感心した。


金木犀とメテオラ/安壇美緒 ★★☆ 2025/01/13

北海道の中高一貫の女子校を舞台に、優等生の宮田と美人の奥沢を主人公にした青春もの。最初は名作かなと期待したのだが、まあ普通かな。母が死に父から東京から寮へ投げ込まれた屈折した宮田はいいとして、母とその愛人を嫌う奥沢がひどい目に会ったりしないかと心配しながら読み進んだが、総じて悪い人が出てこなくてよかった。


サリア遊廓の聖女 1/円城寺忍 ★★☆ 2025/01/13

グイン・サーガ外伝。マリウスが主人公のタイスの遊郭モノで、遊女の見習いの少女が売春させられるという展開にやや引くが、ぼちぼち読んでいきたい。


2025年1月10日金曜日

人形の部屋/門井慶喜 ★☆☆ 2025/01/10

家で主夫業をやっている八駒敬典が、壊れた人形のなぞとか各話いろいろな謎を解き明かす短編集なのだが、読んでても合点がいかないというか、なんだかよくわからない。文章も好みじゃないのかな、あんまり楽しくなかった。


桜のような僕の恋人/宇山佳佑 ★★☆ 2025/01/10

晴人と付き合っている美咲が急速に老いて死ぬ奇病にかかり、老いた姿を見せたくないとグダグダする話。晴人もずっとグズグズしていて、いかにもなストーリーの割には、今一つな内容かな。

2025年1月7日火曜日

BAR追分/伊吹有喜 ★★☆ 2025/01/06

商店街にあるバーを間借りしての昼間営業しているバールおいわけを舞台にした連作集。女性店主かな、定食を出したりしてくれているわけだが、各話さまざまな登場人物を巡るほのぼの話で、よくある系のあっさり読めるお話。


2025年1月3日金曜日

いなくなくならなくならないで/向坂くじら ★★☆ 2025/01/02

死んだと思っていた親友朝日が突如現れて居候しだして、やがて疎ましく思うようになるとういう作品。そこそこ面白かったが、時子が感じている胸に空いた穴というのが今ひとつストンと来なかったかな。2024年末に妹から借りて読了。

箱庭クロニクル/坂崎かおる *** 2025/01/02

2024年末に妹から借りて読んでみたが、昔の女学生かな、真面目な子が和文タイプライターを上達しようと頑張る出だしで、文体は悪くないのだがストーリーが今一つかなと思って他の本を優先して読んだ。


私の馬/川村元気 *** 2025/01/02

2024年末に妹から借りてちょっと目を通したが文芸っぽい文体で、他のものを優先して読んだ。