2025年8月21日木曜日

街とその不確かな壁/村上春樹 ★★☆ 2025/08/21

影が分離されるお話が出てきて、読んだことがある感が湧いてきたのだが、あとがきとか読んでそれは「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」かもしれないなと思ったが、多分読んだことはあると思うが覚えてはいなくて、まあいいか。

2025年8月20日水曜日

ホカベン ボクたちの正義/中嶋博行 ★★☆ 2025/08/20

熱血新人弁護士を主人公した、まあ軽い弁護士もので、離婚話で相談に乗った奥さんが殺人事件に巻き込まれ、というストーリー。まあ、軽く読めたのでよしとしよう。


牧野富太郎の恋/長尾剛 ★★☆ 2025/08/19

植物学者である牧野富太郎のお話。たしか朝の連続ドラマで取り上げられたと思うのだが、その人気にあやかって書いたのかなと思うような作品で、いちどそう思ってしまうと読む気も失せて、ぱらぱらぱらっと流し読みをした。お金に無頓着で実家の商売も破綻し、結婚したすえという奥さんが苦労した、というような基本的にどうでもいい話かな。


2025年8月17日日曜日

上石神井さよならレボリューション/長沢樹 ★☆☆ 2025/08/17

 写真部の学生のような主人公が、同級生の女の子をモデルにみたいな感じで始めるのだが、サスペンスのようで、なんともストーリーが頭に入ってこないので、44ページあたりで早々にドロップする。


カルマ真仙教事件(下)/濱嘉之 ★★☆

完結編。教祖をはじめ教団幹部が逮捕されていくお話なのだが、物語としてのピークは過ぎた感じがするね。しかし、オウム真理教をモデルとした警察小説としてとても楽しめた作品。

2025年8月8日金曜日

傾城 徳川家康/大塚卓嗣 ★★★ 2025/08/08

奇書と言っていいだろう、徳川家康が人質時代に稚児として今川義元に貫かれていたというホモい作品。それを恨んで桶狭間で罠に掛けるという流れなのだが、前半の衝撃的展開に比べれば蛇足のようなものだね。


2025年8月7日木曜日

クラウドの城/大谷睦 ★★☆ 2025/08/07

データセンターを舞台に、警備員として働く元傭兵の男が、殺人事件の謎を追うというお話で、IDカードを使った人の入出記録が出てきて密室系の謎解き要素があったりするが、そういったのを読み飛ばしで、余命1年と宣告された恋人可菜との話とか、そこそこ楽しめた内容。


2025年8月6日水曜日

カプセルフィッシュ/大西智子 ★★★ 2025/08/06

港町の祖母の家にやってきて、のっこことのりこのお話。不倫の恋でできた赤ちゃんが流れてしまった悲しみを、ぱちこたちとの交流で癒やしていくのだが、ゆっくり読みたくなるほど気に入った。久しぶりにいい作品に出会った。

2025年8月4日月曜日

殺人幻想曲/太田蘭三 ★★☆ 2025/08/04

殺人後にペニスを切断する連続殺人事件を追う、お色気が漂う大衆娯楽小説のようなサスペンス小説。そこそこ楽しめた。