函館をモデルにした海炭市を舞台に、そこで暮らす人々を描いていく短編集。色んな人が登場する文芸チックで作品でそこそこ良かった。
2025年10月29日水曜日
芭蕉の娘/佐藤恵秋 ★☆☆ 2025/10/26
星継ぐ塔と機械の姉妹/佐藤ケイ ★★☆ 2025/10/28
アニメ調の表紙でラノベかなと手に取った。美少女姉妹アンドロイドと青年とのエロ漫才のような軽妙でそこそこ面白かったかな。AIがどのように進化したという話はどうでも良かった。
2025年10月26日日曜日
君が笑うまで死ぬのをやめない/佐藤悪糖 ★☆☆ 2025/10/23
安く借りたアパートに入ると女の幽霊に殺されるのだが、時間が巻き戻ってアパートに入るシーンでまた殺される、というシーンが何度か続き、なんじゃろうと思って第1章だけで読みのをやめた。
2025年10月21日火曜日
変な家/雨穴 ★★☆ 2025/10/21
家の間取りにおかしな点があって、その家では殺人が行われているのではないかと想像を巡らせる、というところまではとても面白かったのだが、その後のオカルトチックな展開が残念の一言。
2025年10月20日月曜日
軍艦探偵/山本巧次 ★★☆ 2025/10/20
日本帝国海軍の主計士官が探偵の真似事をするという一風変わったサスペンス物で、軍艦の中で幽霊を見たとか軽い事件を扱っていきつつ、乗り込む艦艇が変わっていき、最後は殺人にも絡む事件に挑む、なかなか凝った作品で面白かった。
君が今夜もごはんを食べますように/山本瑤 ★★☆ 2025/10/19
料理関係のほんわかストーリーかなと予想して手に取った。ほぼそんな感じ。若い女主人の小梅の話かと思ったら、そこで働きながら家具職人を目指す青年、相馬が主人公。もっと小梅を出してほしかった。
2025年10月18日土曜日
刑事に向かない女/山邑圭 ★★☆ 2025/10/18
ぱっとしない若い女性刑事が殺人事件にだらーと取り組んでいるなあと読み進めていたら、その容疑者と自分の家族が過去に関わっていたとストーリーが展開しだして面白くなってきた。最後はやや強引な感じもしたが、ややハードボイルド調の良作。
宮崎旅行の殺人/山村美紗 ★☆☆ 2025/10/17
聞いたことがある名前だなと思って手に取った。ミステリーの女王と評されたようで、本作もミステリーなのだが、キャピキャピした文体が肌に合わずに流し読みした。殺された女性の交友関係を辿って犯人にたどり着くのだが、犯人の経歴が過去にレイプ事件があったりとか、あんまり楽しい小説じゃないなあ。
2025年10月15日水曜日
トワイライト・テールズ 夏と少女と怪獣と/山本弘 ★★☆ 2025/10/14
山本弘ってと学会の人だったよなと思いながら手に取った。怪獣と科特隊のようなものが出てくるSFで、何かのパロディーなのかな、面白おかしく書いているんだろうな、とか余計なことが頭に浮かんできて、第1話を読んで少年の昏睡夢オチでこんなものか、とおもったところでドロップする。
2025年10月9日木曜日
それでも会社は辞めません/和田裕美 ★★☆ 2025/10/09
タイトルからして読むのがしんどそうかなと思いつつ手に取ったのだが、派遣会社の退職してもらいたい社員が集められている部署にいる人達のお話で、ゆるいハートウォーミング系。ゆるいというかぬるい感じであんまり良くないのだが、そこそこ楽しめた。
2025年10月7日火曜日
三国志博奕伝/渡辺仙州 ★★☆ 2025/10/07
かなりあ堂迷鳥草子/和久井清水 ★☆☆ 2025/10/06
江戸の小鳥屋を舞台にした時代小説。小鳥を買いに来る人を巡って徳蔵とお遥の兄妹のお話なのだが、実の兄妹ではないという謎が後半に登場。続編も出ているようだが、あんまり面白くなかったかな。