料理関係のエッセイだったら嫌だなあと軽い気持ちで手にとったのだが、婚約者から別れを切り出された女性が失恋の痛手から立ち直っていくお話なのだが、彼女の叔母に当たるロッカさんがとても素敵な感じで、長嶋有の「夕子ちゃんの近道」に出てきた瑞枝さんを思い出した。しっとり優しい感じで、今年後半に読んだ小説の中では一番良かったかなと思う。
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