2022年9月29日木曜日

エンジェルボール1/飛騨俊吾 ★☆☆ 2022/09/29

シリーズものを読んみたいと手に取った。交通事故で死にかけたのをきっかけに身の回りに天使が現れるようになった、バツイチで男の子を二人育てる42のおっさんが、その天使により剛速球が投げれるようになったことから広島カープに入団するという話なのだが、おっさんの性格がくどく描かれており、途中から斜め読みした。


2022年9月22日木曜日

Fate/strange Fake (1)/成田良悟 ★☆☆ 2022/09/22

グインサーガを読み終わるので代わりとなる大河小説をと物色して手に取った。サーヴァントを召喚して聖杯戦争をするとかそんな話でが面白くない。どうもゲームのスピンオフ作品っぽいなと薄々感じてはいたが、やっぱりダメか。


2022年9月21日水曜日

闇中の星/五代ゆう ★★☆ 2022/09/21

グイン・サーガ第147巻。いよいよ最終巻なのかなと思いつつ読んだが、あとがきによるとつづきがあるとのこと。2020年7月の刊行なので2年以上あいだが空いてるだけのようだ。グインがケイロニアに帰還。ナリスがイシュトヴァーンを取り込み、モンゴールで叛乱軍が決起、というところまで。148巻を読むのはだいぶ先になりそうだが、すべての出来事の背後には竜王がいるといった展開が残念だなあ。ながらくイシュトヴァーンが活躍していないのも残念。


2022年9月20日火曜日

皇国の守護者1 - 反逆の戦場/佐藤大輔 ★★☆ 2022/09/20

タイトルからして大東亜戦争前の日本を舞台にしたお話かと予想していたのだが、架空の世界での戦争もので、龍とかも出てきて噴飯ものだと思ったが、銀河英雄伝説っぽいストーリーラインで、読んでいて面白い。次の巻も読むかも。


波乱 百万石の留守居役(一)/上田秀人 ★★☆ 2022/09/20

もうすぐグインサーガを読み終わるので、代わりとなる大河小説を探しているところで手に取った。4代将軍徳川家綱のあとに前田家から跡取りを酒井雅楽頭が画策するという設定がかなりいかれていると思ったが、それに翻弄される前田家のお話。次の巻が読みたくなってきた。


2022年9月17日土曜日

うつけの采配/中路啓太 ★★☆ 2022/08/27 2022/09/17

中路啓太は日本の戦後を舞台にしたゴー・ホーム・クイックリーをドロップしたことがあったのだが、別のを読んでみようと手に取った。表紙から戦国ものだろうと予測したが、主人公は毛利広家で、関ヶ原の戦いで動かなかった毛利の武将かと思い出したのだが、よく知らない人物なので面白かった。ちょうど関ケ原の前で上巻が終了。たぶん下巻も読む。

下巻:上巻に引き続き、関ケ原、その戦後処理が終わって下巻も読了。家臣で剣に強い伊知介、遊女の夕霧あたりがオリジナル要素だが、あとは史実をなぞって淡々と進むので、気軽に読めた。


2022年9月15日木曜日

人類資金1/福井晴敏 ★★☆ 2022/09/15

長いシリーズものを読んみたいと手に取った。M資金(エムしきん)とか言われる秘密資金を融資すると持ちかける詐欺をテーマにした小説で、前半はよくわからない話が続き、半分を過ぎたあたりで詐欺師の話だとわかった。続きは読まないかな。


2022年9月14日水曜日

マルドゥック・アノニマス 1/冲方丁 ★☆☆ 2022/09/13

シリーズ長編ものを読みたくて手に取った。ハヤカワ文庫で、千億昼の阿修羅っぽいキャラクタが表紙に書かれているのでSFかなと思ったが、読み出してみると法律事務所っぽい感じで、面白くなく頭に入ってもこないので55ページでドロップした。


2022年9月11日日曜日

君と時計と嘘の塔 第一幕/綾崎隼 ★★☆ 2022/09/09

幼なじみの芹愛をおとしいれた綜士が、その後じつは彼女のことが好きなことがわかり、ややストーカーしていたが、とい学生青春ものかと思っていたが、彼女が死んでしまうとタイムリープで1ヶ月巻き戻ってしまうSF的な展開になって、驚いた。おなじくタイムリープを引き起こしてしまう雛美、2回留年している先輩と、タイムリープを防ぐべく芹愛を守ろうとする。ネガティブシンキングな綜士に辟易するが、そこそこ面白かった。続きは多分読まない。


心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている/神永学 ★★☆ 2022/09/09

片方の赤いで霊魂が見える学生八雲が、いろんな事件を解決していく。チート系のサスペンスなのだが、読んでいて面白い。好評を博したのか、大物っぽい赤目人物の存在を匂わせたりして。いつか続きを読むかも。


2022年9月8日木曜日

航空宇宙軍史・完全版一 カリスト-開戦前夜-/タナトス戦闘団/谷甲州 ★☆☆ 2022/09/08

SF小説。太陽系内の惑星やその衛星へ人類が進出した時代、木星の衛星カリストやガニメデに移住した人々が、地球に反旗を翻るようなお話。地球の軍組織が航空宇宙軍なのだが、タイトルに反して航空宇宙軍についての説明がほぼないまま、第4章が終わった172ページで中断。


天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉/小川一水 ★★☆ 2022/09/07

SFファンタジー。未来、太陽系外の植民惑星に人類が植民している時代に、事情で文明が後退してしまったような世界が舞台で、その惑星特有の生態系とかしっかりした設定の小説なんだと思うけど、読んでてイメージが沸かず興が乗らない。第2章が終わった159ページでドロップした。


2022年9月7日水曜日

雲雀とイリス/五代ゆう ★★☆ 2022/09/07

グイン・サーガ146巻。復活したナリスとグインとが会合するが今ひとつかな。面白半分に蘇らせただけなので、そのごの扱いが難しいのかな。とかうがった見方が楽しい。次回はいよいよ最終巻なのかな。あとがきを読んでもそんな雰囲気がしない。


2022年9月1日木曜日

陽だまりのひと/藤岡陽子 ★★☆ 2022/09/01

弁護士と、その事務所に務める女性事務員とのほのかな恋物語を背景にしつつ、出来事を解決していく、ハートウォーミング系のお話。6話からなっていて、再び事件を起こしてしまった青年が周りの助けて立ち直ろうと決意するまでのお話が特に良かった。


はつこい/下川香苗 ★★☆ 2022/09/01

和菓子屋の令嬢、亜季子が学生時代に自分を好きだと言ってくれた遥生と遠距離恋愛しつつ結婚を夢見たが、地元に帰ってくる遥生が知らない女と一緒に暮らすと言いだして亜季子がパニックになり、ややサイコホラーのような様相を呈する作品。その女睦代が交通事故で死んだのは亜季子と会うためだとわかった遥生が、結婚式の土壇場で逃亡。うーん、この男が一番の謎のような気もする。なかなかの良作。


計画結婚/白河三兎 ★★☆ 2022/09/01

久曽神静香という美人でひねくれている女を巡って、幼なじみの怜美との関係がつづれていく。途中、結婚詐欺師を追う男の話になるが、最後にはこうつながっていくのかとちょっと驚いた。あるいみ久曽神静香が奇天烈なキャラクタで、うまく話が回っているのかやや疑問だが、最後まで面白く読めた。