2023年3月30日木曜日

リヴィエラを撃て〈下〉/高村薫 ★★☆ 2023/03/30

2022年末から2023年始にかけて41ページまで。あまり読まなかったがリヴィエラの正体として田中壮一郎の名前が出てきた。

大阪への出張で144ページまで。CIAとMI6とで殺し合いをしているのかな、出国できずグズグズしている感じ。

仙台旅行で読了。ジャック・モーガンのエピソードが退屈だったのだが、手島篇になって面白くなったかな。中国からリベートをもらっていたという秘密を守るために、多くの人が死んだということなのかな。そこがやや気になるのだが、硬派なスパイ小説、という感じだった。


2023年3月27日月曜日

駒子さんは出世なんてしたくなかった/碧野圭 ★★☆ 2023/03/24

出版会社の課長職にある駒子が、会社での女性社員の立場の向上に悩み、女子ながら男子サッカー部で頑張って心が折れた娘に悩み、家事が上手な主夫の達彦との関係に悩む、いまでいうとジェンダー平等がテーマになった小説。いまさらこんなテーマかと思うが、文章は読みやすくてそこそこ楽しめた。


2023年3月24日金曜日

妖国の剣士/知野みさき ★☆☆ 2023/03/23

架空の和風の国で、妖怪が出るような設定の物語なのだが、語り口というか文体が肌に合わない。話が頭に入ってこないので、58ページでドロップした。


2023年3月22日水曜日

バッドビート/呉勝浩 ★☆☆ 2023/03/20

架空の舞台にしたハードボイルドものだと思うのだが、その島ではカジノがあって、冒頭にポーカーのルールが説明されているので、このさきポーカーがテーマになるのかな。ハコと呼ばれる少女がギャンブルに強いらしいのだが、192ページまで読んでも面白いという感じがしなかったので、ドロップした。


2023年3月19日日曜日

動乱の序章〈5〉―デルフィニア戦記 第3部/茅田砂胡 ★★☆ 2023/03/19

これまで無敵だったリィに互角の敵、レティシアが登場して第4部に突入するのだが、ポーラのほのぼの話がもっと読みたい。


ライアンの代価〈1〉/トム クランシー, マーク グリーニー, 田村 源二 *** 2023/03/16

UBIのゲームなどでも聞き馴染みのあるトム・クランシーを読んでみようと手に取った。大統領候補ジャック・ライアンの息子ジャック・ジュニアが情報部員をしていて、中東で対テロ活動をしているというもの。お風呂で読んでいたが、同時に読んでいた他の本のほうが面白く、172ページでドロップ。トム・クランシーってこんな感じかとわかったので良かった。


2023年3月16日木曜日

闇夜の底で踊れ/増島拓哉 ★★☆ 2023/03/16

半グレみたいな伊達が、いぜんの兄貴分だった山本にいいようにつかわれるといった筋。読み進めて2/3を過ぎて、どう終わっていくんだろう、ひょっとして続巻があるのかな、と思っていたら、入れ込んでいたソープ嬢の詩織が山本の女であることがわかり、妙見山であっさり殺してびっくりした。なに、この急展開は、というところが印象に残った。


青くて痛くて脆い/住野よる ★★☆ 2023/03/16

主人公の男の子が大学に入学早々に元気の良い女の子、秋好と知り合うのだが、ハキハキとした秋好が好感で、ほのぼの恋愛ものかと思ったのだが、一緒に立ち上げたモアイというサークルを巡って決裂し、モアイを壊そうとする。青春期特有といえばそうなのかもしれないが、いろいろ思いこんでいる心情風景が描かれていて、ちょっとしんどいかな。


2023年3月15日水曜日

イニシエーション・ラブ/乾くるみ ★★☆ 2023/03/14

80年代後半から90年代なのかな、そのころを舞台に付き合い始めた男女が別れるまでのお話。同年代なので、まわりの風景風物とかも懐かしく恋愛の進展もなまなましく感じさせられた良作。


2023年3月10日金曜日

かがやき荘西荻探偵局/東川篤哉 ★☆☆ 2023/03/10

資産家宅で発生した殺人事件を家賃を滞納している女3人組が解決するのだが、ラノベなのかな、語り部となる若い男の語り口調が肌に合わず、1話目を読み切ったところでドロップする。


2023年3月9日木曜日

敗れども負けず/武内涼 ★★☆ 2023/03/09

上杉憲政など歴史上の敗者側の人達の扱った歴史短編小説。あんまり知らない人にも焦点が当てられていて、なかなか楽しめた。


2023年3月7日火曜日

動乱の序章〈4〉―デルフィニア戦記 第3部/茅田砂胡 ★★☆ 2023/03/07

タンガとパラストが悪巧みするが、ウォルとポーラとの展開に一喜一憂する。ふと表題で調べたらポーラの戴冠とか出てきて、思いっきりネタバレ感。


そりゃないよ よろず相談屋繁盛記/野口卓 ★☆☆ 2023/03/07

将棋会所を営みながら相談を受け付けている信吾という青年を主人公にした時代小説。実家の料理屋で食中毒が出たと言ってお金を巻き上げられる事件を解決するのだが、今一つ良くわからない。つぎの話も楽しくないので、135ページでドロップ。どうもシリーズものの3巻目のようで、岡っ引きに恩を売ったことがあるとか背景がよくわからんかった。