2024年7月6日土曜日

ジェノサイド 下/高野和明 ★★☆ 2024/07/05

Youtubeのおすすめ読書で手に取った。ヌースとアフリカから脱出するが、日本に姉に当たるエマ8才がいたことがわかる。超人類のずば抜けた能力よりも、アフリカの民兵組織の残虐描写がトラウマになった。こっちを書きたかったのかな。そこそこ楽しめた。


ダブルバインド/城山真一 ★★☆ 2024/07/05

刑事が、娘の本当の父=精子提供者を職務上知ってしまい、娘のためとしてコンタクトしていく流れに違和感を感じるのだが、それが実はいま追っている事件の犯人だったというプロットのために無理やり作った感じもして、ちょっと微妙だったかも。

刑事 雪平夏見 アンフェアな国 刑事・雪平夏見/秦建日子 ★★☆ 2024/07/05

シリーズもののようで、片手が麻痺した女刑事がかつての仲間たちと、交通事故に見せかけられた殺人事件を暴くというものだが、日韓関係の悪化を背景に外交官が外交交渉に役立てようと犯罪に走るというような構図にちょっと違和感を感じるかな。そこそこ面白かったが。


2024年7月3日水曜日

本所おけら長屋/畠山健二 ★★☆ 2024/07/02

長大シリーズっぽいので面白いのかなと手に取った。タイトル通りの時代小説で、長屋が舞台のドタバタ時代劇といった感じだが、島田という剣の達人が何かと活躍するのが単純な感じがして好きじゃなかったが、そこそこ楽しめた。