2024年8月28日水曜日

重要参考人~医大理事~/清水一行 ★☆☆ 2024/08/27

医大の理事をしている医院の院長が、犯人に拘束され銀行からお金を脅し取られるが、医大の寄付金詐取にからむ狂言だろうと報道陣に追求されて大変な目にあうというようなストーリーで、テーマとして最近っぽいのだが1985年の作品で赤軍派とかそれっぽい単語も出てくる。報道陣の行動とか読んでるとこちらまでイライラしてきて150ページあたりからパラパラっとスキップして、最後には犯人が捕まり院長が反省していた。


2024年8月24日土曜日

雪の香り/塩田武士 ★☆☆ 2024/08/23

記者である主人公が、元/現彼女が容疑者となっていることを耳にして、話は出会いのことに戻って、ちょっと破天荒気味なその女の子が出てきていろいろエピソードが語られるのだが、ちょっとうざい。ストーリーも頭に入ってこないので、191ページでドロップ。


悪魔のトリック/青柳碧人 ★☆☆ 2024/08/23

ハードボイルドもの/サスペンスものを読もうと漁っていたときに手に取った作品。人を殺したいと願ったときに現れる悪魔に「悪魔の能力」を授けられるのだが、それを使った殺人事件を刑事九条が察知して謎を解いていくという荒唐無稽な作品。第3話186ページまで読んだが、あんまり面白くないのでドロップした。


警視庁監察官Q ZERO/鈴峯紅也 ★☆☆ 2024/08/23

 ハードボイルドもの/サスペンスものを読もうと漁っていたときに手に取った作品。読後にシリーズもののスピンオフ作品であることがわかってあれだが、見たものをすべて覚える学生の観月が、キャストがつぎつぎに辞めるキャバクラに潜入して謎を探るお話。沖縄?の古武道の達人とかで男たちを次々と倒したりとか、ご都合主義が鼻について途中から流し読みした。


SE神谷翔のサイバー事件簿 SE神谷翔のサイバー事件簿/七瀬晶 ★★☆ 2024/08/23

ハードボイルドもの/サスペンスものを読もうと漁っていたときに手に取った作品。サラリーマンでありながら警察にも協力している有能ハッカーという設定だが、10年ほど前の作品なので、いろいろ懐かしく感じた。


2024年8月14日水曜日

雨の降る日は学校に行かない/相沢沙呼 ★★☆ 2024/08/14

学園モノ短編集という感じで、どれもいじめ絡みか友人との仲を気にする女の子が主人公で、読んでいて心収まらない気もしたが、どれも悲劇的なところまではいかずにそれなりに解決しているのかな。まあ微妙。


奈落の底で、君と見た虹/柴山ナギ ★★☆ 2024/08/14

ネットカフェで働く根暗青年が客の女の子と一緒に暮らすようになり、女の子の生まれの秘密を一緒に解きながら仲を深めていく。ちょっと甘めのストーリーで、終始軽かった。


本性/黒木渚 ★★☆ 2024/08/14

3つの短編が入っているが、地蔵とかものを愛してしまう女のことを一緒に暮らす女を描く冒頭の「超不自然主義」が面白かったかな。


ミート・ザ・ビート/羽田圭介 ★★☆ 2024/08/14

若者たちがバイトしてためたお金でクルマをチューンしたり女と遊んだりといった青春ものの表題作と、散歩しながら競馬がどうだと言っている短い短編の2篇が入っている。文芸ものかな。芥川賞を取ったか取らなかったか。さほど面白くはなかった。


しゃもぬまの島/上畠菜緒 ★☆☆ 2024/08/13

うまっぽい、でも読んでたらアルパカっぽイメージを抱いたりした「しゃもぬま」がいる島での暮らしを描く作品で、一度島を出た人間がどうたらこうたらと言っていたが、内容が頭に入ってこないなあ。文芸チックなんだが、読みにくいというほどでもない。でも頭に入ってこないので、130ページでドロップ。


2024年8月9日金曜日

図書館の魔女 烏の伝言 (下)/高田大介 ★★☆ 2024/08/08

上巻が退屈したが、下巻は途中から面白く感じられるようになったかな。名前が特殊で剛力と近衛と鼠の区別がつきづらかったが、最後にマツリカが出てきて謎解き編となって終了。キリヒトがいないと寂しいなあ。


黄金の盾 グイン・サーガ外伝 26/円城寺忍 ★★☆ 2024/08/01

ヴァルーサがダンガルの元恋人というトンデモ設定だなと思ったが、最後にはポロリと泣いてしまった。うまくかけてると思った。