村上春樹にしては読みやすいお話で、1Q84に近いタイプ。
上巻:1部で出てきた騎士団長が活躍するのかと思っていたらほとんど出てこず、免色の娘かもしれない秋川まりえの存在感がましていく。そして彼女が行方不明となり、というところで下巻に引っ張られる。
下巻:騎士団長を殺して不思議な世界に足を踏み入れ、やがて祠の穴の中にたどり着くというファンタジー。別れた妻は妊娠しており、性交していないが自分が受胎させたように思うとか1Q84っぽいなとまた思う。最後はやや失速したかな、そんな気がする。
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