2018年12月6日木曜日

悲素/帚木蓬生 ★★☆ 2018/12/04

和歌山カレー事件をほぼそのままに、九州大教授が警察からの依頼でヒ素中毒によるものかを鑑定するというお話。とても読みやすい文体で、医学的な記述は飛ばし飛ばし読み進めたが、林眞須美をモデルにした小林真由美について裁判所がいくつかの事件を有罪としなかったことを批判しているのはやや行き過ぎに感じて、気持ちが引く。

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