聞いたことのある題名で、Wikipediaの純文学のところに挙げられていたので手にとった。中卒で日雇いでしのいでいる男がグズグズしているようなお話で悪くない。私小説の分野らしく、作者の経験が投影されているのかもしれない。もう一遍収められている「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」も主人公は一緒。やや文語調の文体で読みづらいとまでは言わないが、のめり込むほどの面白さはないかな。
2019年12月24日火曜日
2019年12月23日月曜日
キッチン/吉本ばなな ★★☆ 2019/12/23
精霊探偵/梶尾真治 ★★☆ 2019/12/23
2019年12月22日日曜日
2019年12月21日土曜日
ナニカアル /桐野夏生 ★★☆ 2019/12/20
2019年12月20日金曜日
太陽の坐る場所/辻村深月 ★★☆ 2019/12/20
スティル・ライフ 池澤夏樹 ★★☆ 2019/12/20
2019年12月14日土曜日
学問/山田詠美 ★☆☆ 2019/12/14
あぽやん/新野剛志 ★☆☆ 2019/12/14
2019年12月12日木曜日
裏山の宇宙船/笹本祐一 ★★☆ 2019/12/12
2019年12月10日火曜日
流れ星が消えないうちに/橋本紡 ★★☆ 2019/12/10
2019年12月7日土曜日
オービタル・クラウド/藤井太洋 ★★☆ 2019/12/05
上巻:北朝鮮がテザー推進システムとかいう新技術を導入した人工衛星を神の鉄槌という兵器のように偽装して、西側の民間宇宙ステーションを機器に陥れようとするのを、日本の民間人が米軍と協力して阻止しようとするというようなお話。SFにスパイ要素を足したような作品。テザー推進とかいうのが本当にあるのか不明。ネタバレになりそうなので、調べない。これまでハヤカワの日本人作家ものをいくつかもドロップしてきたので、順調に読み進められて嬉しい。下巻に突入する。
下巻:テザーとかいう新しい駆動方式で動く人工衛星をめぐる、日本のベンチャーのエンジニア、北朝鮮工作員、米軍とかが絡むSFサスペンスという感じ。ハヤカワの日本人作家ものを久しぶりに読破できてよかった。読み続けるだけの面白さはあったという感じ。
下巻:テザーとかいう新しい駆動方式で動く人工衛星をめぐる、日本のベンチャーのエンジニア、北朝鮮工作員、米軍とかが絡むSFサスペンスという感じ。ハヤカワの日本人作家ものを久しぶりに読破できてよかった。読み続けるだけの面白さはあったという感じ。
2019年12月4日水曜日
錨のない船/加賀乙彦 ★★☆ 2019/12/04
上巻:外交官の父とアメリカ人の母との間に生まれた日米ハーフの来島健は日本陸軍のパイロット。父が特使として戦争を避けるべくハルやルーズベルトと交渉するも実らずハワイ攻撃が起こる。健は新型戦闘機の開発のためのテストパイロットとして活躍する。
下巻は、戦争が激化して母方の親戚と戦ったりするのかな。モデルの人物がいるのかもしれない。
下巻:主人公だと思っていた健があっさり戦死。でもマギーに子供を仕込んでいた。このマギーの扱いがちょっと雑だなあ。産後、結核だか肺炎であっさり死んで、安奈と山田が結婚して面倒をみる。後半、外交官の夫が死んで、あとはアリスが自由気ままに生きていくというお話でやや蛇足かな。あとがきによるとモデルは来栖三郎とのこと。まあまあの作品。
下巻は、戦争が激化して母方の親戚と戦ったりするのかな。モデルの人物がいるのかもしれない。
下巻:主人公だと思っていた健があっさり戦死。でもマギーに子供を仕込んでいた。このマギーの扱いがちょっと雑だなあ。産後、結核だか肺炎であっさり死んで、安奈と山田が結婚して面倒をみる。後半、外交官の夫が死んで、あとはアリスが自由気ままに生きていくというお話でやや蛇足かな。あとがきによるとモデルは来栖三郎とのこと。まあまあの作品。
登録:
投稿 (Atom)