上巻:2019年の8月31日に「レディージョーカーが有名な高村薫だが、まえに挑戦してドロップしたが再挑戦してみた。独特の文体が読みづらく、ななめ読みをしたりもしたが楽しくなく、57ページくらいでドロップした。」と書いてドロップしていたのだが、レディージョーカーを読んでから髙村薫の合田雄一郎シリーズに取り組み、マークスの山、照柿、太陽を曳く馬と来て本作を再開した。シリーズの中では読みやすい。世田谷の一家殺害事件をモデルにしているのかなと思ったが、上巻の終わりにふたりとも逮捕。下巻に期待。
下巻:容疑者の井上、戸田を取り調べ、殺意についての供述が得られないまま裁判に突入して、という流れなのだが、飽きずに読んでしまう。レディージョーカーは最後の方は置いてけぼりを食ったような感じになったのだが、本作はさいごまで一貫して惹き込んでくれた作品だった。
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