東北の田舎の方に転勤してきた男が、そこで知り合った男と釣りをするのだが、男は東北大震災で、という表題作の他に2篇入っている短編集。表題作は芥川賞をとったみたいで映像化もされている。サラッとした文体で、悪くはない。個人的には最後の「陶片」がよかったかな。長編を読んでみたいが、短編でこそ著者の良さが出るのかもしれない。
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