結婚を控えた40前の女のもとに兄だという若い男がやってくるお話なのだが、こっけいなところがありながらもなんとも心温まるお話。婚約者の団子屋の男もその家族もこの正体不明のお兄さんを受け入れ、出てくる登場人物に悪い人がいない。スラスラっと読める良い作品だった。
2021年6月15日火曜日
2021年6月11日金曜日
神さまのビオトープ/凪良ゆう ★★★ 2021/06/11
図書館の貸し出しランキングで見かけて手にとった。事故で亡くなった夫鹿野くんの幽霊と一緒に暮らす未亡人うる波を主人公とした連作で、恋愛や友情といったさまざまな関係性を持った二人組が毎作登場して、その関係性のかたちをゆったりした文体を描く。小学4年生の女の子と付き合う秋山くんのお話が印象的かな。うる波と鹿野くんもとても仲良しさんで、読んですがすがしい気持ちにもなる作品。
2021年6月9日水曜日
幸せの値段/梅田みか ★★☆ 2021/06/09
春夏秋冬の各季節をテーマにした、20~30ページ程度の短編集。小気味よく気軽に読めて楽しかった。くしゃくしゃして、高級ブティックで高い買い物を買おうとして財布を忘れたと言って取り置いてもらうとか、そういう話。
2021年6月2日水曜日
待ってよ/蜂須賀敬明 ★☆☆ 2021/06/02
マジシャンが訪れた町が、時間が逆に進む世界で、ひとは老人の姿で墓から生まれ、やがて女性の胎内に還っていくという。こうこという女性の登場人物はそれなり魅力的ではあったが、あんまり面白くない。129ページ、ちょうど三分の一を読んだところでドロップする。
罪の終わり/東山彰良 ★☆☆ 2021/06/02
小惑星の衝突で環境がすっかり変わった2100年くらいのアメリカの話で、黒騎士がどうだとか、白聖書派がどうだとか、SFなのかな、頑張って読んできたが、頭に入ってこないしおもろくないので、90ページでドロップ。
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