2023年11月18日土曜日

祐介・字慰/尾崎世界観 ★★☆ 2023/11/18

尾崎世界観ってタモリ倶楽部で聞いた覚えがあるなと手に取った。「祐介」は文学系な小説で、エロくてクズなバンドマンの私小説っぽい作品。文章も重くて微妙なところもあったが、最後まで読めた。「字慰」は設定が妙な文芸作品という感じ。


地下芸人/おぎぬまX ★★☆ 2023/11/18

まだ売れていない10年目の芸人コンビ・お騒がせグラビティーの片割れが辞めると言い出し、解散の危機が訪れるが、最後のライブでのネタが大ウケしてコンビが継続するという大枠のストーリーで、スーパーでの営業とかのエピソードが挟まれていく構成。お笑い芸人というだけで「花火」とか思い出したりした。中盤はだれたが、そこそこ楽しく読めた。


2023年11月9日木曜日

泣くな研修医/中山祐次郎 ★★☆ 2023/11/08

有名な作品のようで映像化もされているが、大学を出たての研修医が患者の死などに涙しつつ成長していくという想像通りの物語だったが、予想していたにも関わらず読んでみて結構良かった。続刊も多数。


エリザベスの友達/村田喜代子 ★★☆ 2023/11/08

施設に入所している認知症の母とその娘たちの物語で、認知症老人を温かい目で描く良作。中国の租界や満州などの若い頃の体験を今の体験として感じているという説明に、認知症への理解が深まったように思う。


信長鉄道/豊田巧 ★★☆ 2023/11/08

国鉄の保線職員らが戦国時代にタイムスリップするお話で、真桶狭間線という文字に衝撃を覚えたが、鉄道による大量高速輸送によって信長の覇道を助ける、怪作と言っていいだろう。


2023年11月7日火曜日

チンギス紀 六 断金/北方謙三 ★★☆ 2023/11/07

金と結んでタタルを討つ。これで一気に勢力を拡大したんだなと思った。ラシャーンの登場が少なくて寂しい。


2023年11月2日木曜日

拙者、妹がおりまして(1)/馳月基矢 ★☆☆ 2023/11/02

何冊も出ているので面白いのかなと手に取った。妹の千紘と兄の勇実、お隣の龍治の3人を主人公とする軽い感じの時代小説なのだが、文章が合わないのかな話の展開が頭に入ってこない。というか面白くないし、肝心の千紘が魅力的に感じられず、2話を読み終えてこりゃだめだと138ページでドロップ。