2019年7月6日土曜日

乱紋/永井路子 ★★☆ 2019/07/05

浅井三姉妹の三女おごうを、侍女のおちかの目を通して描く歴史小説。ときどき登場するちくぜんがあやしいが、上巻はおごうのこともよく描かれていてコクもあったが、下巻の特に後半は、お茶々を中心に話が進んでいくようになり、ネタ切れなのかな。やや残念は印象。ちくぜんの正体を明かさないほうが良かったね。読みやすい娯楽戦国モノ。

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