2019年7月27日土曜日

風の砦/原田康子 ★★☆ 2019/07/26

時代小説。主人公の香織のいいなづけ菊が実は好きな人がいると拒絶する冒頭の出だしが、藤沢周平とか思い起こされ名作の予感がしたが、蝦夷地へ旅立っての暮らしぶりが冗長で退屈。香織が逃した蝦夷人シセクが傍若無人でついには親友の雲平まで殺され的な江戸時代青春小説という感じになってきた。美人という設定のショルラ、どんな感じなんだろう。映像化したら楽しくないんだろうな。

0 件のコメント:

コメントを投稿