2019年6月1日土曜日

いつもの朝に/今邑彩 ★★☆ 2019/06/01

兄弟の弟が持っていたぬいぐるみに本当の父からと称する手紙が隠されいて、というミステリーっぽいお話。岡山に出生の秘密を探りに行くところは楽しく読んだ。お兄ちゃんのほうじゃないだろうかと予想通りの展開はよいとして、兄弟の会話がちょっとうざい。犯罪者の子供は犯罪者というわけではないと思うが、結局お兄ちゃんが出生の秘密にこだわった人生だったんだね的な最後も今一つで残念。

2019年5月28日火曜日

からくり夢時計/川口 雅幸 ★★☆ 2019/05/27

母を知らずに育った少年が、自分が生まれる前夜にタイムスリップして母に会うという、お涙頂戴系のSF。最後の方で一度ホロリと来た。少年の一人称語りがやや鼻につくが、読めなくないレベル。

2019年5月10日金曜日

ユーラシアの双子/大崎善生 ★★★ 2019/05/10

始めから読みやすい文体で引き込まれたが、50歳の男がシベリア鉄道からポルトガルまで鉄道で旅をしつつ、自殺しようとしている若い女を救わんとする話。自殺した娘など家族のことを内省しながらの旅で、しっとり楽しめる。読後直後は結末にやや不満を覚えたが、いまはまああんなものかなと思う。いい作品に出会えてよかった。

2019年4月27日土曜日

ピストルズ/阿部和重 ★☆☆ 2019/04/25

秘密めいた菖蒲(あやめ)家の姉妹たちのお話という体裁で、古代から一子相伝されている秘術があって、というのを姉妹の中の作家に書店店主が聞いてるシーン、くわしくは作家が長々と家族の話をするところでドロップ。170ページあたり。あまり興味が持てなかった。

2019年4月26日金曜日

櫂/宮尾登美子 ★☆☆ 2019/04/25

川端康成の古都と同様に、宮本輝好きという人にこの本を薦めている記事を読んで読み始めたのだが、やや時代がかった文体が読みづらくて読むのをやめた。田舎で家がどうだこうだと、冒頭の30ページくらいでドロップした

星籠の海/島田荘司 ★★☆ 2019/04/25

御手洗潔というシリーズらしいが、天才的な探偵が事件を解決していくという感じのお話。かなり入り組んだ事情の事件を解決してというものだがややキテレツな印象。途中、全く関係のない男女の物語が挟まり、途中から絡んでくるのだが、そちらのほうが面白かった。

2019年4月24日水曜日

古都/川端康成 ★☆☆ 2019/04/23

宮本輝好きという人にこの本を薦めている記事を読んで読み始めたのだが、やや時代がかった文体が読みづらくて読むのをやめた。京都のいいところの娘さんが、という話のようだ。